David Swenson。

chamakko2006-11-29


週末、ヨガのカリスマ先生の
ワークショップを受けました。
資格取得の修行中、
彼の本は教科書の一つでした。


ヨガがどうとか言う前に、彼の人柄に心底惚れてしまった感じです。
人として、とてつもなく大きいなぁと。



ヨガを教えることは、処方箋を与えることに等しいと彼は言ってました。
ヨガをしている人の気持ちになって教えてあげること。
体の故障で出来ないことがあるような人にも、
踏み込む大地があるなら、新しい道を作ってあげるべきだ、と。


「アシュタンガヨガができない人を見たことがありません。
首から下が麻痺した人をグルジ(アシュタンガヨガの創始者)が
教えているのを見たことがあります。」



たくさんの参加者がいて、その半数は泣いていたように思います。
例外なく、あたしも泣いてしまいました。



自分が教える立場になって、いろんな体に出会いました。
車椅子、膝のボルト、ヘルニア、坐骨神経症、原因不明のしびれ。
感情の起伏、仕事のストレスなど、目に見えないものの相談もあります。


自分の知識のなさ、人間の小ささを感じずにはいられない毎日ですが、
ヨガをしに来てくれる生徒さんの新しい道を作る以前に、
自分で自分の進む道を作るしかないのだと思います。
彼のように、暖かくて優しい、そんなセラピストになりたいです。