家族。

地元でヨガクラスを開くことになって。
過疎化が進む、ホント田舎なところだけれど、
ここに住むおじいちゃん、おばあちゃんたちは、
誰も腰を曲げずに元気に歩いている。
そんな健康づくりのお手伝いもできたらいいなと思ってました。


昨夜、名古屋から帰省して、実家で見たものは、
腰を直角に曲げてしんどそうに歩いている父親の姿でした。
うたた寝をしてしまい、目が覚めた時には激痛だったらしいです。
地元のおじいちゃん、おばあちゃんどころか、実の父親が・・・。
なんてこったい、あぁーーーーゞ。



ヨガなんてー、と馬鹿にしていた父親が、
腰を伸ばしてあげると、おとなしくあたしの言うなりになりました。
あの頑固な父親が。。相当痛いと見ました。


かわいそうなくらい、うまく力を抜くことができなくて。
かわいそうなくらい、うまく呼吸することができなくて。



これまで、ヨガを他の人に無理強いしてきたことはないつもりです。
家族に対しても、勧めたことはありません。
あたしのことを大事に思ってくれる人なら、
ここまであたしがハマっていることに、
興味くらいは示してくれるかなぁと思ってます。



今朝。
練習しているあたしを父親が初めて覗きに来ました。
練習中だったので無視しました(笑。


あたしの練習後に、また腰伸ばして、と父親が頼んできました。
昨夜と同じように、おとなしくあたしの言いなりになりながら、
ヨガやってみようかなぁ、とつぶやきました。
嬉しかったけれど、口だけだろうと思って無視しました(笑。


いつかは本当にヨガを始める日が来るのかもしれません。
そんな楽しみな日を、黙って待っていようと思います。



余談その1。
父親を病院に連れて行かねば?となった母親の第一声は、
「えー、今日ヨガ行けなくなる。。」でした。
めちゃめちゃ嬉しい言葉でした。



余談その2。
右向きに寝ていた父親を、左向きに寝かせようとして、
「はい、反対」と言ったら、頭と足の位置を反対にしました。
腰が痛いのにもぞもぞと、よく回ったと思います。
あたしの言葉は確かに足りなかったけれど、
呆れてしまって笑いが止まりませんでした。


あたしも父親譲りで偏屈なのかもしれません。
あたしの周りのみなさん、どうぞお気をつけください。


福井(勝山)でヨガ!