Practice.

chama先生リトリートの時に、みんなで永平寺に行きました。
ゆく年くる年でもおなじみの、曹洞宗大本山です。


永平寺を建立した道元禅師の16のことばが飾られています。
その中の一つ。

修さざれば、現れず
Without Practice, No Emergence


「知る」ということと
「わかる」こととはちがうのです
知ってはいても実行されなければ
わかったことにはなりません


このことばは、
アジャイルソフトウェア開発の感覚とよく似ているとして、
前職でも紹介されていて、馴染み深いことばでした。



アシュタンガヨガをやり始めて、
Practiceという単語を用いていることから、
あたしにとって、さらに身近なことばとなりました。


99% practice, 1% theory.


練習あるのみです。




あたしはなっかなかSirsasanaで足が上がりませんでした。
上がっても、全然バランスを取ることができませんでした。


当時、同じようにSirsasanaで悩んでいたお友達と、
おばさんたちがレオタードを着て三点倒立しまくっている
"The 昭和" みたいな本を図書館で借りてきて、
そこに書かれていたことをあーだこーだといろいろ試した結果、
なんとか安定していられるようになりました。


そこからは自分のカラダとの相談でした。
より長く安定できるように、腕の使い方も変わりました。
より気持ちよくいれるよう、肩の緊張も取れました。
カラダの柔軟性が変われば、バランスを取る場所も変わりました。


すべて練習して積み上げてきました。



ここ2ヶ月くらいの間で、担当させてもらっているクラスの生徒さんたちが、
Sirsasanaで、おもしろいくらいに足が上がりました。
いろいろあがいて見つけた"コツ"を伝えることは簡単です。
ただ、面白さはその先にあると思います。
各々のカラダにあった気持ちのよい場所を、
練習することによって見つけていくことは、さらに楽しいことだと思います。



あたしはまだ、
ほんの一握りしかわかっていないのかもしれません。
全然現れてきていないのかもしれません。
だから、練習続けようと思います。