柔軟性が欲しい?
オリンピックの新体操、その演技を見ていると、
そのカラダの柔らかさから、目を離すことが出来なくなります。
ドロップアップしてバックベンド、そして優雅にカムアップ。
前屈して片足立ち。クルッと回転なんかもしちゃいます。
数秒であっという間にやり遂げてしまうことを、
あたしは毎日、ウンウン言いながらやっているわけです。。
ハワイのナンシー先生が、以前受けたワークショップの時に話してくれました。
その昔、グルジとナンシー先生や一緒にヨガを練習している生徒さんたちが、
みんなでサーカスを見に行ったことがありました。
みんなはサーカス団の人たちのカラダの柔らかさに驚き、興奮していたけれど、
グルジは「これはヨガじゃない」と言っていました。
その後、そのサーカス団の人がヨガを習いにシャラにやって来ました。
その人はすごくカラダは柔らかかったけど、
それがヨガと呼べるものになるまでには数年かかりました。
ただ柔軟なだけがヨガのポーズではありません。
新体操の人たちの演技を見てても、羨ましいなとは思いません。
すごいな、とただ目が離せなくなるだけです。
ダイスキなお友達のサイトで、ものすごい映像が紹介されてます。
確かにすごいです。ありえないです。
でも、あたしはこうなりたいわけではないと断言できます。
こんなのを求めて毎日練習しているわけではない。
何がヨガなのか。
あたしがしているものはヨガなのか。
スートラやギータの講義の内容も踏ふまえつつ、
考えてみる良い機会だなぁと思います。